他人を変えようとしたことはありますか?
他人の気持ちや性格、行動を正そうと努力する。
私も数えきれないほど、そんなことをしてきました。
しかし、
他人を変えようとすること。
これ、
ムダ中のムダです。
他人を変えるために全力を尽くして、
その場では変わったように見えるかもしれませんが、99%、一時的なものです。
しばらくすれば、元に戻ります。
ただ、自分がしんどいだけです。
というより、他人を変えようとする行動は自分のエゴです。
やらない方がいい。
そもそも、なんで他人を変える必要があるのでしょうか。
「こうした方が、あなたのためだから」
「こうした方が、うまくいくよ」
他人からしてみれば、余計なお世話です。
結論をいうと、
ひとが変われるときは、自らが変わろうと決意したときだけです。
誰かに言われたから、変われるなんてことありません。
「変わる必要があるんだ」と思えたときだけです。
自らが現状を理解し、変わらなければいけないと気づく。
それができないのなら、変われません。
現状に気づけるかどうかは、自らの課題です。
他人の宿題をあなたがやってどうするんですか。
それでいい点数をとれても、それが他人の役に立っていると言えますか。
楽観的に考えれば、
ひとは、変わらなければいけないときには、
たいてい自分で気づくものです。
放っておけば気づく。
そういうことです。
他人を変えようと努力するより、
他人を変えようとしている、自分を変えた方がいいですよ。